昆虫麻酔台 ショウジョウバエ

昆虫麻酔台 -ショウジョウバエ麻酔台-

INSECTANESTHESIA

小さな昆虫などガス麻酔での麻酔台
麻酔台は全体からガスを放出させます
微細フィルタ使用 オンオフは手元で切替

昆虫麻酔台
TK-HA03

ショウジョウバエの研究は遺伝学、細胞学、発生学とさまざまな研究に使われています。
ショウジョウバエは飼育の容易さと世代交代の速さ、蓄積された歴史が長く何千もの突然変異が発見され、さまざまな系統が作られ維持されていることで、遺伝学や細胞学、発生学といった研究材料に使われています。

ショウジョウバエ科 キイロショウジョウバエ

・遺伝学、細胞学、発生学などの研究材料に適している
・中でも発生生物学の研究にもっとも活躍
・発生現象は分子レベルでの理解が急速に発展
・染色体は四対であり、ゲノム塩基配列がおおかた解読完了
・ゲノムプロジェクトによるゲノム解読は終了
・分子解剖学的にも脳の神経回路をおおかた記述
・学習や記憶のメカニズムにも使用
・人の病気の原因として知られている遺伝子の61%がある
・遺伝的には人とショウジョウバエは非常に類似
・人疾患の病理メカニズムの解明モデル
・人の遺伝病、癌などの病気を解明する為の研究材料

さまざまな研究に使用されているショウジョウバエの研究には何をするにも動きを止めなければいけません。そこで麻酔を使用するのですが麻酔方法のなかでも影響が少ないと言われている炭酸ガス麻酔がよく使用されます。麻酔台は台全体から炭酸ガスを流すためショウジョウバエや蚕などの昆虫の研究に対し作業が容易に行えるのが特徴です。
蚕の麻酔は変態やホルモンの生理学など解剖観察や実験にお使い頂けます。

炭酸ガスを流している間は麻酔に掛かった状態になります。炭酸ガスを止めて30秒程で動き出します。放出するガスは炭酸ガスだけでなくどの様なガスにでもご使用出来ますので、他の用途にもご使用頂けます。また全体が小さく小型なので顕微鏡での観察にも利用可能。

特徴 /ショウジョウバエ・蚕 麻酔

・薄くて小型なので顕微鏡での観察にも最適
・台全体からガスが放出されるので作業も容易
・ガスのオンオフは手元で簡単切り替え
・交換用フィルターには超微細フィルターを使用
・交換用フィルター表面は観察しやすい白い材質を使用
・交換用フィルターは付け替え可能

使用方法/ショウジョウバエ・蚕 麻酔

1.ボンベからチューブをハエ麻酔台に接続します
2.ボンベを開け炭酸ガスを供給させます
3.飼育容器を叩きハエを飼育容器の底に集めて栓を抜き麻酔台の上に逆さに置きます
4.ハエに麻酔がかかり容器から全てのハエが落ちてきます
5.炭酸ガスが出ている間はハエが動きません
6.観察、選別などの作業を行ってください
7.炭酸ガスを止めたら20秒から30秒でハエは動き出します
8.観察が終了したサンプルを容器に移してボンベの栓を締めます
9.観察面が汚れてしまった場合には水洗いが出来ます

仕様/ショウジョウバエ・蚕 麻酔

型  式TK-HA03-STK-HA03-L
外寸/mmW100 × D70 × H15W140 × D90 X H15
※希望のサイズでも製作いたします
フィルター寸法/mmW85× D65 W130 × D85
チューブ接続部分3.0-4.8(ニップル)
対応接続チューブ外形6mm 内径3mm(シリコンチューブなど)
本体材質PVC /グレー
価  格30,000円40,000円

※ガスは別途ご用意ください

関連商品の紹介/麻酔台

蛍光観察用昆虫麻酔台


麻酔台フィルター部分を黒くすることにより、麻酔をかけたまま蛍光観察を行う際にバックグラウンドがぼやけずはっきり見える。

麻酔ピン


小さな昆虫などガスを噴射させて麻酔 麻酔ピンはピン先からガスを放出 試験管などに隙間からガスを注入 ショウジョウバエの研究は遺伝学、細胞学、発生学とさまざまな研究に使われています。 ショウジョウバエは飼育の容易さと世代交代の速さ、蓄積された歴史が長く何千もの突然変異が発見され、さまざまな系統が作られ維持されていることで、遺伝学や細胞学、発生学といった研究材料に使われています。

麻酔ガン


NEW先端形状が細くスムーズになり使いやすくなりました。
小さな昆虫などガスを噴射させて麻酔 麻酔ガンからガスを放出させ直接飼育ビン内の昆虫に麻酔をかけます。 ショウジョウバエの研究は遺伝学、細胞学、発生学とさまざまな研究に使われています。

フットスイッチ


ガスのオン/オフ操作が足元で行えるため、いつでも両手はフリーになり作業に集中できます。また、今まで分かりにくかったガスの流出状態もコントローラーのランプにより、確認できます。すでに昆虫麻酔台をご使用に方にもご利用いただけます。